以前から観たいなぁ、と思っていた映画「ぼくたちの哲学教室」を、田端にあるバリアフリー映画館「シネマ・チュプキ・タバタ」で観てきました。
映画は内部紛争が長く続いた北アイルランドにある男子小学校の話です。ここでは「哲学」が主要科目になっていて、ケヴィン校長が「どんな意見にも価値がある」と、子供たちに対話を促します。
いろいろな問題を抱える子供たちに先生たちが共感を示し、さりげなく対話しながら、子供たちも感情や衝動をコントロールすることや、自分の頭で考えることを学んでいきます。
国内外の映画祭で多くの賞を受賞した注目作品ですが、映画を通して、「哲学」は難しい学問じゃなく、疑問を投げかけることや自分の頭で考えることの大切さを実践的に学んでいくことであり、その姿勢なのだと感じました。その意味で、まだ小さい小学生だからこそ重要なのかもしれません。
パンフレットにも
実は日本でも、近年、子供たちが問い、話し、考える「こどものための哲学教室」の実践が広がりを見せている。
パンフレットより
と記述がありました。
「シネマ・チュプキ・タバタ」では音声ガイドも付いているので、そちらも合わせて鑑賞しました(^^)。
◆ぼくたちの哲学教室のサイト https://youngplato.jp/
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