「ボケ日和〜わが家に認知症がやって来た!どうする? どうなる?」長谷川嘉哉著、かんき出版、を読了♫
認知症の事は、身内になった人がいなければ、なかなか詳しいところまではわからないのではないでしょうか。私もその1人です。
この本は、認知症がどんな風に進行するのか、それぞれの段階で周囲がどのように接すればよいのか、認知症患者さんの最期はどのようなものか、などについて、4段階の時期にわけてわかりやすく書かれています。知っていれば介護の苦労も軽減されるだろう事や、楽しく過ごしていくためのヒントが満載♫とても勉強になり、読んで本当に良かったです。
(1)ちょっと変な春【認知症予備軍】
(2)かなり不安な夏【初期・軽度】
(3)困惑の秋【中期・中程度】
(4)決断の冬【末期・重度】
厚生労働省の予想では2025年には、65歳以上の5人に1人が認知症になると言われ、また、東京都健康長寿医療センター研究所の調査では、今の90代の6割、100歳以上の6〜7割が認知症である事がわかっているそう。長生きすれば、多くの人が認知症になるのですね。
本の表紙の裏に「事前に知っていれば、だいたいのことは何とかなるもんです。」という言葉がありがたくて素敵です♫
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