喜多流・青年能を観に行きました

喜多流・青年能を観に行きました

青年能は、喜多流の若手能楽師の方々が中心となって、毎年定期的に開催されている演能会です。

今回の演目は「玉葛(たまかずら)」と「是界(ぜかい)」。

公演の2日前には事前講習会もあり、シテを演じるお二人の能楽師の方から、それぞれの作品のあらすじや、装束、面、小道具などについて詳しく解説していただきました。

事前にお話を伺ってから観ることで、実際の舞台をより興味深く楽しむことができました。

「玉葛」は、『源氏物語』の「玉鬘の巻」を題材にした作品で、夕顔の娘・玉鬘の霊が主人公(シテ)となるお話。唐織の美しい装束をまとって舞う姿が、とても印象的でした。

そして「是界」は、中国からやってきた天狗の親分・是界が、日本の仏教を滅ぼそうとするところから始まり、天狗と僧侶たちが繰り広げる、迫力のあるお能。

私は天狗のお能を観るのは今回が初めてでしたが、天狗の面や羽うちわ、車入りなどの大小さまざまな小道具、そして何といっても迫力のある装束が素晴らしく、見応えがありました。

会場の喜多能楽堂も今回が初めて。昨年、大改修工事を終えて新しくなり、登録有形文化財(建造物)にも指定されたそうです。

お能の舞台は、凛としていて本当に美しいですね。静謐な空間に身を置くと、思わず背筋がすっと伸びるような気がします。

お能を観る機会はそれほど多くありませんが、今回のように事前に少し学んでから観ると、また違った楽しみ方ができることを知りました。また良い機会があれば、ぜひ足を運んでみたいと思います。

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