話題の音楽ドキュメンタリー「音響ハウス」を観てきました♫
パソコンもインターネットもなかった時代は、今みたいにDTMでクオリティの高い音楽を作ることはできなかったから、ミュージシャンにとっては音楽スタジオが作品を作れる大切な場所だったのですよね。
音響ハウスは1974年から、多くの著名ミュージシャンに愛されたスタジオ。
この映画は、その音響ハウスにスポットを当てた音楽ドキュメンタリーで、坂本龍一、ユーミン&松任谷正隆、佐野元春、綾戸智恵、矢野顕子などさまざまなアーティストが当時の音響ハウスをめぐるエピソードを語る、というもの。
アーティストたちのエピソードもそれぞれにもちろん興味深かったのですが、個人的にとても印象に残ったのは、メンテや修理を担当するエンジニア・スタッフの方々の仕事ぶり。そういう優秀な方々がいる事も、このスタジオが愛されてきた理由の一つなんですね。
ビンテージのマイクの紹介などもあって、1950年代、1960年代製造のモノを直しながら使っている、というのがすごい!
カタログには、1975年から2020年までに音響ハウスでレコーディングされた主なアルバムがみっちりと書かれていて、圧倒されます。
映画の中で「スタジオ・マジックが生まれる」と語られているように、スタジオという環境は、人がコラボして化学反応が起きる場所でもあるのですね。
■音響ハウスのサイト https://onkiohaus-movie.jp/
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