思いがけないご縁で、Dee Dee Bridgewater & Bill Charlap のライブをBlue Note Tokyoで聴くことができました。たいむさん、ありがとうございました![]()
この二人のデュオをひと言で表すなら、「縦横無尽」。
歌声、スキャット、MC、そしてピアノ。
たった二つの楽器だけで、まるで自由自在に会話を交わしているようなステージでした。
演奏されたのは「I’m Beginning to See the Light」「A Night in Tunisia」「Honeysuckle Rose」などのスタンダードナンバー。
特に印象的だったのは、MCの最中にもBill Charlapが自然にピアノを弾き続け、その流れのまま曲へ入っていくこと。音楽と言葉の境界が溶け合っているようで、本当に美しかったです。
Dee Dee Bridgewaterも圧巻でした。
椅子に腰掛けて歌ったかと思えば、歌詞をひと言ひと言届けるように全身で表現しながらステージを歩き回る。時にはBillのピアノの椅子に並んで腰掛ける場面もあり、その自由さと表現力に目を奪われました。
互いに曲を深く理解し尽くし、相手の呼吸を感じながら瞬時に応答する。それだけの音楽的な土台と即興力があって初めて成立する世界なのだと思います。
歌とピアノだけで、これほど豊かでスリリングな音楽が生まれるのか——。
究極のデュオを目の当たりにしたような、贅沢で忘れられない夜でした。


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