【3月の短歌教室より】〜題詠「卒業」

【3月の短歌教室より】〜題詠「卒業」

投稿が遅くなりましたが、3月の短歌教室より。

もう桜が大分咲きましたね(写真は今月の短歌とは関係ないですが..)

◆題詠「卒業」

同窓会卒業以来の再会は数秒おいて記憶がつながる

卒業から40年近く経っての高校の同窓会でのこと。卒業以来会っていなかった友人は思い出すのにお互いに数秒かかってから、「あぁ〜」と言って昔の記憶と繋げて理解するような感覚がありました(^^)。

女子は割とすぐにわかったのですが、男子は(特に髪型や体型が変わった人は(^^))、もうちょっと時間がかかったかな(^^)。

◆自由詠

立ち上がる姿がどこか切なくて見慣れた仕草も共に老いゆく

座っていた夫が立ち上がる際、少し腰をかばうような感じがして(本当に微妙な感覚だったのですが)、見慣れた仕草の中に歳をとったなぁ、と感じました。

でも、私もきっと同じように、夫から見れば、見慣れた私の仕草で歳を感じさせているのでしょう。一緒に歳をとっていくという感じを盛り込ませたく「共に」という言葉を入れてみました。

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