【12月の短歌教室より】〜題詠「美」
◆題詠「美」
まるまると肥えた羊が「美」の字源 痩せるを求める現代の「美」は
・・・
一首目、「美」という字は、「羊」が「大」と書きますよね。
大きな羊は「価値がある」「素晴らしい」という意味だったそう。
現代は、痩せて美しくなる、という傾向が強いのはなぜだろう、と思ったりします。
観ることは目で遊ぶこと 己(おの)が目で見出した「美」を味わうことと
二首目、デザイナーの友人が、優れたデザイナーになるために心がけていることとして「美しいと感じた時に、なぜ美しいのか考えるようにしている」と言っていました。
もう30年以上前のことですが、そのことがとても印象に残っています。
私も自分なりに発見した「美しいもの」「美しいこと」に意識を向けて、それをきちんと味わうことを心がけています。
とはいえ忙しい毎日だとなかなか難しい….(^^;;
ただ、その習慣が自分のセンスを育てることにつながるのではと思い、改めて心がけたいものだと思って、短歌にしてみました。
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