相模原・町田大学地域コンソーシアム主催の講座「体験してみよう!ユニバーサルデザイン」に、サポートスタッフとして参加しました。
この講座は、私が参加しているNPO「インクルーシブデザインネットワーク」の「子どもユニバーサルデザイン(UD)授業」の一環として開催されたものです。
今回は、小学3年生から5年生までの8名の子どもたちが参加。
全盲の障がい者講師から「日常生活での困りごと」の話を聞いたり、車椅子体験、アイマスクをしての全盲体験やガイド体験、見えにくいシートを使った弱視体験、そして、さまざまな身近なUDグッズの展示など、内容は盛りだくさん!
障がい者講師の「日常生活のお困り事」は
- 服や靴下の色がわからない
- コンビニでサンドイッチが卵かハムか?
- 外出先のトイレで、便座の向き、レバーや流すボタンの場所がわからない
- 電車やバスで空いてる席はどこか?
- 回転寿司で回ってくるお皿に何が乗ってるか?
など、なるほど困るよね、と思うことばかり。
午後のワークでは、子どもたちがそれぞれ、これらの困りごとを解決するアイデアをいろいろ考えて(3〜8個くらい)、その中から一つ選んで、デザインの絵にまとめて発表をします。
私たちスタッフメンバーは、バリア体験をサポート&説明したり、デザインワークでアドバイスなどを担当するのですが、子どもたちの発想やデザイン(絵)は、それぞれに工夫やこだわりが感じられて素敵です。いつも刺激を受けますし、とても楽しい時間です。
発泡スチロールに書かれた「跳」「胡」は、特殊なインクで書いた所が凹むもので書道を楽しむことができるもの。「胡」の方は後から粘土を埋め込んでいます。
写真の碁盤はマス目に碁石を嵌め込み場所を固定できるもの。白と黒の石も触って区別ができるようになっているそう。それにしても頭の中で、石をどこに置いたか覚えていなきゃいけないと思うとすごいですね(^^)。
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