6月の短歌教室より〜題詠「雲」。
◆題詠「雲」
犬に似た形の雲がビルに隠れまた現れる 五秒間待ち
◆自由詠
雨上がりオープンテラスに運ばれたサラダにゆれてゆれて木漏れ日
一首目 : 東京に暮らしていると、ビルが多くて空が狭いなぁと感じることも多いのです。でも、そんな中でも形の変わった雲を見つけると眺めたりしています。ビルで遮られてもまた出てくるまで待っていて、無事また見えてくるとホッとしたりして(笑)。
二首目 : 梅雨の季節は、雨上がりにお天気になると、ことのほかワクワク度がますような気がします。運ばれたサラダの上に白い日差しの木漏れ日が揺れていてなんだか幸せな気持ちになりました。
提出した時は、「サラダに白き木漏れ日揺れて」だったのですが、先生に上記の表現に添削していただきました。リフレインの音の効果や時間が継続している感じが伝わってきてオシャレな印象が増したようです(^^)。
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