6月から美術館や博物館が開館するようになり、書道博物館で開催中の「清朝書画コレクションの諸相」を観る事ができました♫
洋画家で書家でもある中村不折の貴重なコレクション、古くは紀元前4-5世紀の石に彫られた文字から、秦〜漢〜南北朝〜唐〜宋〜元〜明〜清まで。漢字の長い長い歴史を辿る事ができる貴重なモノばかり。
4〜5世紀以降の紙に書かれた物は、遥か昔のものなのに書かれた息づかいまで感じられるようで鳥肌が立ちました。
特に個人的に興味深かったのは、5世紀に書かれた「仏説菩薩蔵経巻第一残巻」。楷書が確立する前の隷書の雰囲気が残る楷書風の文字に惹かれました。
残念ながら撮影禁止でしたが、展示室内の案内が、全て中村不折の書風をまねて書かれていたのが楽しかったです。(建物入り口の写真参照)
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