音楽と書道の共通点

私のライフワークは音楽と書道(^^)。

どちらも子供の頃から親しんできたものですが、なぜ書道と音楽が好きなのかなぁ、と考えてみると「リズム」と「呼吸」という共通の要素があるのでは、と思います(^^)。

街の看板でも書道作品でも良いのですが、文字を見る時にどんな風に感じますか?

書の文字は、絵のように全体的に鑑賞することもできますが、筆跡を、時間の流れに従ってリズムのように楽しむ事ができます。”滲み”、”ハネ”、”かすれ”からは、どんな筆の動きで、どんな速度で書かれたか、その呼吸を感じることができるんですよね(^^)。

これってとても音楽的だと思います!! 書道はSilent Musicといわれることもあるとか(納得!!)。

間が重要、ということも共通していますね(^^)。

筆じゃなくても、以前投稿した「Disneyのロゴ」も躍動感のあるペンの動きを感じる事ができて、アニメーションでの生き生きとした動きを思わせるディズニーにぴったりのロゴだと思います。
◆ディズニーのロゴについての記事はこちら

また、昔の話ですが1995年に神戸で開催された「TED神戸」というTechnlogy, Entertainment, Designに関する国際会議に出席したことがあります。著名な起業家の方やクリエイターが参加していて、Jazz Pianistのハービー・ハンコックも参加していました。

会議の合間に、書家の方によるデモンストレーションがあったのですが、それを見てハービーは「Jazzと書の創作には通じる部分がある と感じた!」とお話されていました。(ちなみに、その会議ではハービーと当時New Yorkにいた小曽根真さんとが遠隔でリアルタイムでセッションをする、という当時にしては野心的なプログラムもあり、遅延に対応しながらの演奏に驚きました。)

呼吸という意味では、カウンター越しに見る料理人の包丁の入れ方とか、良い線を引くために参考になるなぁと思ったこともあります。

共通要素としての「リズム」と「呼吸」。音楽と書道以外の分野でも重要かもしれませんね(^^)!

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