今日、川崎市アートセンターで歌人の馬場あき子さんの映画を観てきました(^^)。最終日でしたがラッキーにも田代監督がいらしていて監督のお話も聞くことができました。
馬場あき子さんは短歌の世界での第一人者ですし、お能の舞手&作家でもあった方。95歳(撮影当時93歳)とは思えないほどお元気で驚きました。
タイトルの「幾春かけて老いゆかん」は、馬場あき子さんの有名な歌「さくら花幾春かけて老いゆかん身に水流の音響くなり」より
映画は、馬場あき子の飾らないお人柄が感じられるもので、朝日歌壇の選考の様子(毎週積み上げられた2000通の葉書に目を通す)や原稿を書かれる様子、お能のイベントで解説される様子、お能の関係者やお弟子さんとの交流などなど、貴重な内容でした。お能の舞台のシーンも結構多かったですし、著作の「鬼の研究」の本なども紹介されていました。観る事ができて良かったです。
コメント
この記事へのコメントはありません。
この記事へのトラックバックはありません。