江戸から明治にかけて活躍した絵師、河鍋暁斎の展覧会が東京ステーションギャラリーで開催されていたので行ってきました♫
河鍋暁斎の事は、実は詳しくは知らなかったのだけど、今回の展示会は、彩色され完成された(弟子の筆も入った)本画ではなく、下絵、素描、絵手本など、暁斎の生の筆遣いが感じられる作品ばかりを集めた展覧会、という事で興味を持ちました。
私は書道が好きなので、絵の線の魅力にも強く魅かれているのかもしれません(^^)。
展示作品は、写生、模写、弟子への絵手本、宴席などで即興で書かれた素描など。
生き生きとした躍動的な線を堪能した事はもちろんですが、メモで書かれている字も味わいがあったり、模写の素晴らしさ、下絵を修正(上から和紙を貼って修正)しているこだわりや、幅広いジャンルの絵を描ける技量の引き出しの多さなど、とても興味深いものばかり!
埼玉県蕨市には、河鍋暁斎記念美術館がある事がわかったので、今度、時間を見つけて行ってみたいなぁ。
会場の東京ステーションギャラリーは、何度か行ったことがあったのですが、2012年の改装後に行くのは初めて!
白い壁の3Fフロアと創建当時の煉瓦の壁を残した2Fの展示室からなる美術館に生まれ変わっていました。
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