【11月の短歌教室より】〜題詠「声」
◆題詠「声」
カセットに吾(あ)と弟の幼き声父へのボイスレターが残る
1首目、実家を片付けた時に古いカセットテープの箱があり、まだ残っていたプレイヤーで一本ずつ確認していたら、子供の頃の私と弟の声が録音されていました。
父は船乗りだったので、私と弟が小さい頃、母は父に手紙をよく書いていました。 母がカセットで声のメッセージも送っていたことを、私自身は全く覚えていなかった…。テープを聞いて、父がテープをとっておいてくれたのだなぁと嬉しく思いました(^^)。
◆自由詠
再開発の渋谷駅ホーム遠い日に友とはしゃいだ景色は消えた
2首目、渋谷の「100年に一度の再開発」は渋谷駅のホームも景色を激変させています。 以前のホームの景色は、今までの思い出がたくさん繋がっています。
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