前回の短歌教室では「下句づけ」にチャレンジ。
「下句づけ」というのは、先生が選んだ作家さんの作品の上句(5・7・5)だけから、自分なりに下の句(7・7)を考える、というもの。
教室のメンバーそれぞれが自分の考えた下句を発表した後に、作家さんの作品の下句が明らかになります(^^)。
メンバーがそれぞれが考えた下句は、皆の発想の違いも感じられて面白いです。
また、作家さんの作品も、自分で下句を考えた後に見ると、やはり作家さんの作品は違うなぁ、と勉強になります。
(1)上句 : まだ夏の来ないプールの壁面に
下句(私) : 書かれて間もない相合傘(かさ)の落書き
下句(作者 : 松村正直) ペンギンの絵はひからびており
(2) 上句 : ゆったりと空を流れる雲になる
下句(私) : ライブの余韻を味わいながら
下句(作者 : 野口恵子) 樹木の映るプール泳げば
(3) 上句 : きみとの恋終わりにプールに泳ぎおり
下句(私) : 心の声をかき消すように
下句(作者 : 小島なお) 十メートル地点で悲しみがくる
※写真はイメージです(^^)。
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